> 最新のトラックバック
> 検索
|
>
夏休みと絵本
・身のまわりの「ふしぎ」に気づく絵本
私は変な子どもだったのか、小学校の時の夏休み課題「自由研究」というのが大好きな子どもでした。 これは母親に買ってもらった「カエルにタバコをすわせたら どうなるかの実験研究」という本の影響で、私のものの考え方捉え方の基礎はこの本で学んだといっても過言ではありません。 内容的には夏休みの自由研究をそのまま本にしたものなのですが、著者の岡村正孝は当時小学二年生! あふれ出る知の欲求、実験器具の考案、失敗しては弱点を克服し、試行錯誤を重ねて成功を導き出す。 自分と同じくらいの子どもが非常に論理的な思考で動いているのを見て、翻って自分を見直すきっかけにもなりました。 いわゆる動物実験なので発行元の童心社では廃刊にしてしまっているようですが、amazon等で安価な古本が流通しています。 シリーズもので何冊か所有していますが、やはりこの「カエルにタバコをすわせたら」がNo.1ですね。 オススメです。 この本やグリーンブックスシリーズなどの青少年向けサイエンス本は、昨今の動物愛護ブーム(自然保護や環境保護ではない)からはかけ離れた内容となっており、業界の自主規制でもあるのか最近とんと書店では見ないようになりました。 高度な知識欲求を満たす内容の本は子どもから遠ざけられ、これでは理系離れが進むのは当然ですね。 カエルにタバコをすわせたら―どうなるかの実験研究 posted with amazlet at 11.03.09 岡村 正孝 童心社 売り上げランキング: 605471 ***** 実は絵本は今でも買ったりするのですが、最近は宮西達也の「ティラノサウルスシリーズ」ですかね。 現状で6冊が刊行されていて、もちろん全て購入してしまいましたが、その中でもオススメなのは「あなたをずっとずっとあいしてる」。 こういう話はわからない人にはさっぱりわからないのだろうけれど、わかる人の涙腺は確実に破壊されてしまうでしょう。 読み聞かせているうちに涙で言葉に詰まるかも。 ※私は独身で子どももいません。 なにか今日は本の紹介Blogになってしまいましたね。
by hallucinations
| 2007-09-04 12:19
| 漫画&小説
|
|
ファン申請 |
||